iPhoneアプリ開発の見積もり

今週末、依頼元であるデザイナーの方にお会いするのですが、
どうやら金額の調整、期間、可能不可能、
あたりについて話をするようです。


自分はサラリーマンしかやったことないので、
自分の給料を自分で決める、という経験がありません。


見積書作成にあたって調べたことを
整理してみました。

1日の単価

こちらの統計データによると、
エンジニアの単価としては
1日あたり1万円前後を中心に、
2〜7万円の人もかなりいて、
10万円以上(!)という人もそこそこいるようです。



まぁやっぱり自分がどれだけの価値を提供できるか、
どれだけの需要があるか、
というところ次第だと思うので、

  • 「実績なし」(リスク高い、品質不明)
  • 「他からの依頼なし」(需要低い)

というゼロスタートな自分は
今回のケースは最安価格帯である
「1日あたり1万円」
が妥当かなぁと思います。


#「1日単価」には注意が必要なようです。
 大人の見積もり

例えば,自分の単価を月に60万と決めていたとしよう。1月20日で計算すると1日当たり3万である。顧客からこの作業はいくらかかるのかと聞かれて,実作業の日数で算定してしまうのだ。例えば4日かかる作業なら4×3=12万である。しかし,これには準備期間やアフターケアの費用が含まれない。したがって結果的には赤字になってしまう。

iPhoneアプリ開発の相場

iPhoneアプリ開発を行っている企業を検索してみました。

株式会社セイワールド
  • ブックビュワーアプリだとなんと5万円〜
  • 待ち受け時計機能、カジュアルゲーム機能を持つアプリは20万円〜
  • 素材はクライアント側が用意
  • カスタムメイドは応相談
メディアプローブ
  • OEMセミカスタムメイドみたいなもの)で、50万円〜
株式会社ブレイブソフト


結局、ゼロから開発した場合の相場は不明。


まーでも、
iPhoneアプリ開発は時間あたりの単価が高い」
ってことはなさそう。



見積書の書き方

いろいろ流儀はあるようです。


項目の粒度については、
例えばサイト制作だと、

みたいな感じらしい。


今回のiPhoneアプリ開発だったら、


・・・どうなるんだろう?


ちょっと分割ポイントが見えません。




引き続き要調査。




以下、これいいなぁと思ったので引用。
 お客様が思わす「おぉ!」と言ってしまう、提案型見積書

そもそも社会的な信用の薄い「個人」という立場で、ちゃんと信用を賜れるよう、自身の実績や技能やノウハウをも示すためのツールが「見積書」だったのです。だから今でも、そういったスタンスで見積書を作成しています。


いわゆる見積書の明細部分があり、その後、数ページから数十ページにわたって、
「こういう風に実現します」
「こういった部分はこの方法でどうでしょう」
「この方法なら使い勝手がよいはずです」
「これならコストを抑えて実装ができます」


といったことを含めて、仕様的な提案を、ずらずらっと書いています。


時には見積書なのに30ページぐらいになってしまって、お客様に驚かれることもあるのですが、

その他、契約上確認しておきたいこと

  • アプリケーション配信は誰がやる?
  • 配信数に応じたインセンティブの有無(通常は受託型契約ではなさそう)
  • 動作保証環境、サポート範囲(たとえばiPhone OSのバージョンアップで起きた不具合はサポート対象外、とか)
  • デザイン側スケジュール

その他、本当に真剣に考えなければいけないこと

  • 辞めるのか辞めないのか
  • 辞めないとどうなるのか
  • 辞めた先に何があるのか
  • 自分はどうなりたいのか