10,000時間の法則
ご存知でしょうか?
10,000時間の法則。
「10,000時間やれば、どんな分野でも
それなり(プロレベル)の実力がつく」
というものです。
(自己啓発系の本によく書いてあります)
10,000時間と簡単にいっても、
実はこれは結構大変。
たとえば、趣味があるとして、
土日に5時間ずつやるとします。
毎週土日5時間ずつって、
結構マジなほうですよね?
それでも年間50週として、1年で500時間、
10,000時間に達するには20年もかかってしまいます。
そう、やっぱり新しいことをマスターするのは、
ラクではないのです。
で、自分はいま、Webという
未経験の分野に参入しようとしている。
会社に入りたいなら即戦力じゃなきゃ、
と言われている。
でも、10,000時間もやってたら
さらに歳をとってしまう。
じゃあ、どうするか?
「とりあえず使えるレベル」までがんばる
→どうにか会社に身を置かせてもらい、
そこで仕事を通じて腕を磨く
これが現実的なところかと思います。
だとすると、
「とりあえず使えるレベル」ってどれぐらいで、
何時間ぐらいがんばればそこに到達できるんだろう?
そんなことを考えていたところ、
こんな記述を見つけました。
私は日立製作所で長年新入社員の研修を担当していた人と話したことがあるのだけど、その人が言うには大卒の新人なんて、(独学でやっていた人は別として)プログラムを出来るというレベルからはほど遠く、3ヶ月間の研修で教え込むらしい。これについては同感だ。この3ヶ月というのは、時間になおすと月160時間×3 = 480時間ぐらいだろうから、480時間 = 毎日16時間×30日と考えると、これは1ヶ月相当で、1ヶ月あればピンキリのキリにはなれるという計算が成り立つ。
なるほど、480時間で、「研修だけ終えた日立製作所の新人レベル」か・・・
週に20時間やったとしても、24週=約6ヶ月・・・
やはり、「仕事を変える」というのは、
並々ならぬ努力が必要のようです。