Google Waveで思い出したこと

少し前の記事ですが・・・
Google Waveとは何なのか?




もう7年も前のことですが、
僕が初めて入社した某大手SIerの研究所でも、
似たようなコンセプトで開発を行っていました。


インスタントメッセンジャーでいいじゃん」
「遠隔会議システムは他にもいろいろある」
「そんな作業のやり方はしないよ」
「で、何するためのもなの?」


こんなことをよく言われていた気がします。




こちらは、恐らく数億円ほどの予算と
数年の歳月を浪費した挙句に、
跡形もなく消え去ってしまいました。


ノウハウもプログラムも、チームも。




なんなんでしょうか、このGoogleとの明暗の差は・・・




僕が思うに、
技術、スピード、センスがポイントになるのかなぁと。




こういう「新しいもの」は、
お堅い大企業の中でしがらみに揉まれながらつくるよりも、
センスの一致する人と(多くを語らなくても通じ合える人と)
さっさとつくるのが吉かと思います。


いままでにない概念なんだから、
説得するための書類作りなんてやってたら
時間がかかってしょうがないし、
老若男女の最大公約数なんてとってたら
結局従来の概念しか残らなくなる。




・・・いろいろ考えていくと、
なんか日本の大企業への愚痴みたいになっていきそうなので、
中途半端ですがこのへんでやめときます。