面白法人カヤック いよいよ最終面接


7/6(月)、いよいよカヤック中途採用の最終面接です。




間違いなく面接官は代表取締役柳澤さん


交流会でお会いしたときに
「最終は僕だから」
ってご本人が仰ってたので。





これまで3回も面接パスしてきて、
うち2回は代表がOK出してるんだから、
もう決まったも同然じゃないの?ワーイ!


とか楽観的な考えもよぎりますが、
否、そうではないと思います。




柳澤さんは「好きな人しか入れない」と公言してるし、
そもそもカヤックスタイルなるものの本質は「人」にあるわけで、
その番人たる柳澤さんが妥協して人を採用するはずがない。


なので、3人がOK出したからといって、
自分がピンとこなければ容赦なく落としてくるはず。




ここまで来たらもう絶対合格したいので、
残り約30時間、できるだけのことを
やりたいと思います。


まずは合格者像を正確にイメージするために、
柳澤さんの「採用に関する発言」を集めてみました。



クリエイターの“面白い”が次のアイデアを生み出すカヤック――自由奔放な会社のカタチ エキサイト ウェブアド タイムス

人って、熱さに触れると自分も熱くなるんです。こんなに面白いものを作るために情熱を燃やしてる人が隣にいて、いいなあ、じゃあ俺も、という風に考えるのが、集団のメリットですよね。そこで、いいなあ、と思えない人は難しい。なんのために仕事をするのかわからなくなって、疲れちゃいますから。

116社員が自由に楽しく働ける組織の条件:柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」

ずばり、採用。この時にその成否は大方きまっているからです。つまり、自主的に動けそうな人、自己学習することができる人を採用すること。あるいは、そのようなポテンシャルをもつ人を採用することです。どちらにもあてはまらない人は、いくら「自由にどうぞ」と言っても、きっとやることが思いつかないからです。

カヤック自主性を発揮できる可能性があるかどうかを見極めるためには、「どんなものをつくったか?」という質問をするのが一番有力な方法です。つくりたいものがある人であれば、カヤックでは自立して動ける道が開けています。たとえば学生の頃に、授業での課題しか作品がない。こういった人は、やっぱり厳しい。だから採用にこだわり、「つくることへの自主性」を持った人(あるいは、可能性のある人)を採用すること。これが1つ目のポイントです。

CBCNET Article Interview 面白法人カヤックへ遊びに〜後編

テクノロジーはWebの世界でははやはり武器だと思います。アイデアだけでは勝てない。Webの世界はそんなに広くなくて、優秀な技術を持つ数少ないが会社が勝つものだと思います。カヤックとしては絶対そこははずしたくない。イデアも大事ですが、確固たる技術があるところが、結局のところバランスがいいものを提案できると思っています。

プレジデントビジョン 株式会社カヤック 代表取締役 柳澤 大輔 氏 『 似たような人たちが集まれば相当面白いルールができて強い個性が出てくる 』 インタビュー

「どうやったら、働く人全員が自分の会社を好きになってくれて、ハッピーになれる組織がつくれるのだろうか?ということで、そのためには、たとえば人として尊敬するときにどういう視点を大事にするかといったようなベースとなる価値観が似たような人種を集めることが大事なんじゃないか」ということであり、ここに集中していました。

突撃!神奈川の企業レポート【面白法人カヤック】 産業Navi

0から1を生み出す仕事に徹する人は、人としてもマインドが違うように思います。会社によっては、いろいろなフェーズを担う人が組織として必要になってくると思います。ただ、カヤックは、0から1を生み出すことが得意な人だけが集まってていい。だから、社内は世の中とずれてる人が多いですよ

47:カヤックの新卒採用活動:柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」

新卒でカヤックに入った人間が、数年目でばりばりやっているのをみていると、このような人材を中途で採用しようと思っても、なかなか難しいだろうと感じます。だからこそ企業は新卒採用に躍起になるのでしょう。人は、最初に入った会社の常識や文化に、今後の社会人生活を送るうえでも大きく影響を受けてしまいます。逆に新卒は一番、無垢な状態です。素直でもっとも教育しがいがあるという利点が会社にはあるのです。30歳を過ぎて転職してきた人間は、なかなか常識を打ち破れません。今までの会社での常識が邪魔してしまうのです。

19:入社してガッカリしないために:柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」

僕らはカヤックのサイトでカヤックという会社をどういう風にしたいか、理想についてしか語っていません。だから、そういう理想に共感してもらえるのはありがたいのだけど、そういう理想の組織に就社したい!というのではなく、そういう理想の組織を一緒につくるのを目指してみよう!という思考で入ってくるべきだということ。つまり、ギャップを感じたりしたら自分でよりよい環境をつくっていこうと思えるポジティブさがあるということ。

鶴岡辰也-ワガシャのホープ - 面白法人カヤック

30歳過ぎた技術者、で、WEBプログラム経験が少ない人。はっきり言って、採用するにはなかなかの勇気と決断が必要です。これは、年を重ねるとともに新しい技術や知識の吸収力が衰えるという事と、なかなか“自分が変われない”という理由からだけではありません。30歳までに相当な成功体験を積んできている人というのは、そもそも稀ですし、意外と深く考えずに、ただただ年をとってしまっている人の方が世の中には多いと感じています。仮に、もともといいものを持っていたとしても、その年月によってさび付いてしまったという人も少なくないからです。本当は、人というのは良い出会いと経験をつんで成長していれば自分がどんどん好きになり、自分を信じて、そして自由になっていくものです。でもそのような生き方をせず、かつそういう出会いがないと、なかなか自分を信じれない、誰よりも自分自身が自分を信じてない、という状況に陥ってしまいます。若いうちは闇雲に自分を信じることができるのですが、30過ぎると今までの経験が邪魔をして自分を信じれなくなってしまう人と信じれる人とに二分されてしまう。だから、うちみたいなそもそも理想論だけで生きて行きたいという夢見がちな企業において、30歳までただただ無意識に生きてきた人が入ってくると、自分を信じれず、居場所を見つけ出せない、ということになってしまいます。だからカヤックでは、「やる気があれば年齢は問わない」なんてことはいいません。やる気なんて、あっというまになくなることもあります。一時的なやる気など、そもそもアテになるものではないと思っています。

56:面接の時にする質問:柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」

そもそも転職するということは、何か理由があるはずです。前の職場が物足りなかったのか、不満があったのか、それ以外の何か理由があったのか、それが次の職場にきて、解決するのか、求めていたものが満たされるのか、それこそが一番聞きたいところです。入社した後に、お互いこんなはずじゃなかったというのが一番アンラッキーですから、この質問はすごく重要だと思いますし、一番正直に誠実に答えてもらいたい質問ですし、こちらもできるだけ誠実に答えます。

弊社の社員全員の肩書きはCreatorとなっています。すなわち、何かを「つくること」が好きな集団であり、自分につくれないものをつくれる人間、そのつくるという行為に誠実で、かつ情熱をもった人間に対して尊敬する文化があります。だからこそ、必ず聞く質問です。プログラマーやデザイナーやディレクターといった職種であれば、それぞれの領域でつくってきたものをみればスキル等もわかりますし、どこをどうこだわって作ったのか?を聞かせていただくことで、思考の深さも想像がつきます。それ以外の職種やまったく異業種からの転職の場合は、つくったものといっても何もないということがあるのですが、でも何かあるはずなんです。単なるラクガキでもいいですし、友人の結婚式で手伝った芸でもいい。何かをそういったものを見せてもらいたいと思っています。

特に中途採用の人は、自分がやってきた仕事の中で、どの仕事が、やりがいがあって、充実感があって、実績としても誇れるものなのか?これを聞きます。それでその人の興味がわかりますし、かつその人がどういった成功体験を得てきている人なのか、まだ得ていなく、これから得ようと思っている人なのか、理想をどこに置いている人なのか、などなどがなんとなくわかります。

もう5年以上前の仕事をあげてくる人がいます。これは少し心配です。例えば、チャップリンが「どの作品が一番の自信作ですか?」という質問に対して「次回作です」と答えたように、クリエイターとしては常にそうでありたいし、クリエイターじゃなくても、社会人として常に直近の仕事こそが、自信作であるべきです。もちろん、そうはいっても、そんなに毎回新しいしチャレンジングな仕事ばかりではないとは思います。でも、そういう気概をもって充実した仕事になるように全力を尽くすべきではないかと思うのです。

79:僕が惚れる人:柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」

僕が惚れこんでしまう人は、第一に「己の美学をもっている」人です。 美学がある人というのは1時間も話せばなんとなく伝わってくるものです。信じているものがあるということ。自分の行動規範を1歩ひいた立場で見ることができて、それがかっこいいか、かっこ悪いかを判断し、何よりかっこ悪いことをしたくないと思っている人。そういう人の前では、こちらもかっこ悪いことはできません。かっこ悪い人間だと思われたくない。そんな感覚をお互いに持ち合えたら最高の関係です。美学がなければ、人は往々にして、どんどん甘くずるい生き方をするようになってしまうものです。だから信じるものがあった方がいい、それは、宗教でもいいですし、哲学でもいいかもしれません。こういう生き方はかっこいい、かっこ悪いという信念がある。そういう人と一緒に仕事がしたい。ちなみに、カヤックの3人の創業メンバーの美学は、大半が漫画から形成されています。 僕の自宅には厳選された漫画倉庫があります。その漫画を繰り返し、繰り返し読むことで、漫画的なる生き方を目指そうと、いつも活力がわいてくる。繰り返し聖書を読むようなものです。

2つ目は、「話せばわかる」という人。 仲良く何かを始めたとしても、それが永遠に続くとは限りません。考え方だったり環境だったり、常にお互いが変化するからです。でもそういった変化することも含めて、お互いが納得するまで、話し合っていこうよという姿勢で、人間関係を諦めない人。そういう人は、仮に一緒に何かをしてうまくいかなかったとしても、お互いに得るものがある。また次に別の提携をしてリベンジができるかもしれません。だから、恐れることなく一緒にやろうといえる。「話せばわかる人」、これは言い換えれば、「相手の立場になれる人」とも言うことができます。 そもそも、相手の立場になって物事を考えられない人は「話してもわからない人」です。「自分はこう思う」としか言わない人。僕は、こういう人とは仕事がしたくありません。自分はこう思う。でも相手はきっとこう思う。だから、お互いに納得するためにはこういう案を出そう、と言える人と仕事がしたい。

後は「与えることが多い人間になろう」と思っている人。 自分が十分に何かを人に与えることができていると思えると、自信をもって生きられるものです。だから、相手から何かを得ようと思うよりも前に、まず相手に与えようと思う。そういう人と仕事がしたい。ただこういう表現だとなんか聖人のように聞こえるので、もう少し言い方を変えます。それは、つまり、借りを作るより貸しをつくりたいと思っている人。あるいは、せっかく出会ったのだから、自分という人間と知り合えたことで、相手に損はさせないぞ、と思っている人。そうしないと自分自身に納得がいかない人、と言えましょうか。もしかしたら、それはすなわち、ある意味自分が1番でありたいと思っている人なのかもしれません。このように思っている人は、本当に付き合っていて楽しい人です。何かしたことを恩着せがましく言うこともありません。 社員という視点でもこれは言えます。自分が組織から得ているものよりも、与えているものの方が多いと胸を張って言える状態に絶対にしてやる、と思っている社員だったらもう正直誰でも大歓迎です(笑)。そんな人ばかりの集団だったら、その組織は本当に強い。でも、気をつけなければいけないのは、そもそも自分が与えているぞと思っても、周りはそう思っていないものなのだということです。例えば、自分が後輩に10回もおごってやったぞと思っていても、後輩はせいぜい2回ぐらいおごってもらったなぁぐらいにしか思っていないのです。だからそこも含めたバランス感覚も持っていなければならないのです。


柳澤さんインタビューリンク集の様相を呈していますw


ハイ、引用しすぎて、
ひとつひとつ分析するキャパを超えてしまいました!




「柳澤さんの求める人材像」が伺える箇所を
赤字にしてみましたが、要は

  • 話してみて、フィーリングが合うか判断しますよ
  • 「つくったもの」を見て、いろいろ判断しますよ


ということですよね。




ということは、残り時間でやるべきことは

  • エピソードと考えを整理する
  • つくる

ですね!




そういうわけで、また!